ヨネックス VCORE SI 100:パワーとスピンが高次元で融合するオールラウンドモデル

VCORE SI 100


Angelique Kerber / Andrew Campbell Photography

VCORE Xiの後継として発売されるVCORE SIシリーズ。

VCORE SI 98はファン・モナコが使用しており、先日シンセン・オープンでカナダのポスピシルを破って、キャリア通算300勝を挙げました。

今後の活躍にますます期待ですね。

さて、VCORE SI 100の方ですが、こちらはドイツのアンジェリク・ケルバーが使用しています。

2012年にキャリアハイの5位を記録。
フラット・スピン系のストロークを巧みに打ち分け、コート深くに正確に突き刺すことで相手のミスを引き出します。

身長173cmと上背はありませんが、サウスポー特有のサーブと安定したプレーで上位をキープしています。
先日の東レPPOでは、準決勝でイバノビッチに5-7,3-6で敗れはしたものの、存在感を見せてくれました。

そんなケルバーが使用するVCORE SI 100ですが、スペックは次の通りです。

 VCORE SI 100(r)

フェイス面積:100平方インチ
ラケット重量:G1〜G3 300g、LG0~LG2 280g
長さ:27インチ
フレーム厚:22.5~24.0mm
ストリングパターン:16×19

 
Bt HYBRID ストリンギングシステムやブラック マイクロコアといったVCORE SIシリーズの目玉機能はもちろん搭載しているので、VCORE SI 98と比較すると、パワーが増し、よりスピンが掛けやすいラケットと言えます。

VCORE SIシリーズには、通常ウェイトのGと軽量のLGの2種類が用意されていますが、VCORE SI 100の方が98よりもそれぞれ5g軽くなっているので、その分操作性も上がっています。

対象者もVCORE SI 98が中級〜上級者に対して、VCORE SI 100は初級〜上級者となっており、幅広いプレーヤーが使用することが出来ます。

ヨネックスの最新テクノロジーを搭載したVCORE SIシリーズから、しばらく目が離せないですね。

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