スリクソンからダンロップに!
30代にして全盛期を迎えたケビン・アンダーソンの新シリーズが、遂にお目見え!
このラケットを見て、「あれっ?スリクソンはどうしたの?」と思った方もいると思います。
これまで、住友ゴムは、日本ではスリクソン、海外ではダンロップ表記で、ラケットを展開していましたが、ダンロップの商標権をイギリスの企業から買収したのをキッカケに方針転換。全世界でダンロップの名称が使用できる事になったので、ダンロップに統一して、展開していく事になりました。
これまで、スリクソンと言えば、南アフリカのケビン・アンダーソン選手のイメージでしたが、このNewラケットでも限定モデルを使用しています。
ケビン・アンダーソン選手は、南アフリカ ヨハネスブルグ出身の32歳。これまでも、ビッグサーブを中心としたオールラウンドなプレーに定評がありました。
突如、ブレイクを果たしたのが、2017年の全米オープン。第28シードとして登場すると、あれよあれよと勝ち上がり、準々決勝では、地元アメリカのサム・クエリーを、準決勝では、カレノ・ブスタを破り、自身初のグランドスラム決勝進出。決勝では、ナダルにストレート負けを喫しましたが、一躍注目を集めました。
再び脚光を浴びたのは、2018年のウィンブルドン。準々決勝で、第1シードのロジャー・フェデラー相手に、2セットダウンからの大逆転勝ちを果たすと、その勢いを駆って、決勝進出。決勝では、ジョコビッチにストレートで敗れたものの、世界ランキングは自己最高の5位を記録し、32歳にして、初のトップ5入りを果たしました。
特徴・機能
①どこでも打てる!誰でも打てるラケット
年代によって、ヒットポイントが微妙に違います。例えば、若い世代は真ん中より上の方、年代が上がるに従って、段々真ん中で捉える様になっていきます。このNewモデルでは、様々な年代の人がしっかり打てるラケットをコンセプトとしています。今作は、スリクソン CXシリーズの後継モデルと言えますが、マイルドな打球感は残しつつ、フルモデルチェンジを図っています。
②飛びと打球感の両立!ソニックコア
スリクソンの従来モデルは、高反発ウレタンを使用した「ソニックコア」をフレーム内に装着してきましたが、今作では、それを継承しつつ、バージョンアップを図っています。
ソニックコアの素材に、より高い反発性を備えたインフィナジーを採用。飛びと軽快な打球感を確保すると共に、制振ゴムも搭載する事で、不快な衝撃や振動を抑え、マイルドなフィーリングも実現しています。
③より柔らかく!新フレーム形状を採用
面内剛性を10%柔らかくした新フレーム形状を採用する事で、スイートスポットが拡大。より柔らかく、食い付きが良い打球感も実現しています。また、バンパー内側に、オフセンター時の反発性を高める「ブースターグループ」を採用。スイートスポットを上部に拡大しながら、プレーヤーをサポートします。
スペック
CX200
重量:305g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.5mm
バランスポイント:315mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:2,3
飛びとコントロールを両立した98平方インチ・フェイスモデル。
CX200 ツアー
重量:310g
長さ:27インチ
フレーム厚:20.5mm
バランスポイント:310mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:2,3
ショットのさらなる安定性と球威を求めるハードヒッター向けモデル。
CX200 ツアー 18×20
重量:315g
長さ:27インチ
フレーム厚:20.5mm
バランスポイント:310mm
ストリングパターン:タテ18×ヨコ20
グリップサイズ:2,3
コントロール性能を限界まで高めた限定モデル。ケビン・アンダーソン使用ラケット。
CX200 プラス
重量:305g
長さ:27.5インチ
フレーム厚:21.5mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:2,3
飛びを一層重視した0.5インチ長尺モデル。
CX200 LS
重量:290g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.5mm
バランスポイント:325mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2,3
CX200の軽量バージョン。より操作性を求める方に。
CX400
重量:285g
長さ:27インチ
フレーム厚:24.0mm
バランスポイント:330mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:0,1,2,3
パワーを重視した100平方インチ・フェイスモデル。
口コミ・インプレ
・コントロール性能が高い。オフセンターした時でも、ボールを狙った所に飛ばせる。
・打球感は、かっちりしているが、硬さを感じない。柔らかい。
ダンロップ CX200の紹介をしましたが、いかがでしたか?
前作から、スリクソンらしさはそのままに、フルモデルチェンジの効果が出ている様ですね。
ボックス形状ならではのホールド感と、適度な飛びを両立した完成度の高い1本に仕上がっています。
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