ヘッド グラフィン360+ スピードプロ 2020年モデル レビュー：打球感・コントロール性能がさらにアップ！ノバク・ジョコビッチ使用モデル

強さに翳りの見えないノバク・ジョコビッチの最新モデルが2020年３月に発売。
グラフィン360＋(プラス)を搭載する事で、ラケットがさらにパワーアップ！

特徴・機能

①デザインが変更に！

前作から、黒白が反転し、ホワイトベースのモノトーンカラーに変更。単なるモノトーンではなく、シャフト下部の黒い部分がツヤ有り、フレーム白い部分がツヤ消しですが、上部に向かうに従ってツヤ有りと細かい技が光っています。

②グラフィン360＋を搭載

グラフィン360＋は、グラビティからスタートして、プレステージ→スピードプロという形で搭載されてきました。元々ヘッドのラケットは、グラフィンによりカウンターバランスを実現し、スペックや形状はそのままに、パワーや強さを発揮してきました。

そのグラフィンが360＋になり、大きく進化。パワーと安定感が上がり、特にボレーヤーから「ブレが無い」との声が聞かれる様になりました。つまり、面の安定性が向上する中で、エネルギーの伝達効率が確実に上がっているという事になります。

グラフィン360＋とは、グラフィンを360度全面に採用し面のブレ・パワーロスを抑えた中で、フェイス下部に「スパイラルファイバー」を採用したものになります。カーボンファイバーを螺旋形に撚る事で、ラケットの強度が上がり、面の安定性を向上させています。それにより、このぐらい打ったらこれぐらい飛ぶだろう、というプレーヤーの意思が正確に反映されるラケットに仕上がっています。

スペック

グラフィン360+ スピード プロ

グラフィン360+ スピード MP

グラフィン360+ スピード MP ライト

グラフィン360+ スピード S

グラフィン360+ スピード ライト

グラフィン360+ スピード パワー

口コミ・インプレ

前作よりも打球感が柔らかくなっており、扱いやすくなっている印象がありますね。どちらかと言うと、フラットやフラットドライブ系向けのラケットですが、スピンも掛けやすくなっているので、プレーの幅が広がりそうです。

ある程度のスイングスピードが必要なラケットなので、上級者やトーナメントプレーヤーが主体になりそうです。

ジョコビッチの様なストロークで攻めていきたいプレーヤーに、是非試打して頂きたい１本です。

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