ヘッド グラフィンXT プレステージ レフ プロ <2016年モデル> レビュー:全豪でナダル撃破!フェルナンド・ベルダスコ使用モデル

グラフィンXT プレステージ レフ プロ


Fernando Verdasco / Carine06

ヘッドのフラッグシップモデル「プレステージ」が、グラフィンXTを纏ってさらに進化!2016年1月に発売されました!

全豪オープン2016が終了しましたが、ジョコビッチの強さを改めて感じさせられた大会でした。

4回戦のシモン戦では、粘り強いストロークに手を焼き、フルセットの大苦戦でしたが、準々決勝の錦織、準決勝のフェデラー戦では尻上がりに調子を上げ、決勝のマレー戦でもストレートで決着を付けるなど、ジョコビッチ1強時代を強く印象付けました。

こうなると、年間グランドスラム・ゴールデンスラム達成の期待が掛かりますが、昨年圧倒的な強さを見せていたセレナ・ウィリアムズやフェデラー・ナダルでも達成出来なかった最高レベルのミッション。

我々ファンはその偉業の歴史的証人になるのか?ジョコビッチにとって、まだ優勝経験の無い全仏が最初の関門になりそうです。

さて、そんな全豪ですが、大会序盤の最大のアップセットはナダルの敗北。

同胞のフェルナンド・ベルダスコにフルセットの末敗退しました・・

復調の兆しを見せていたナダルだけに、衝撃が走りましたね。

一方のベルダスコですが、元トップテンプレーヤーで、現在32歳。スペイン出身なのでクレーのイメージがあるのですが、本人はハードコートの方が得意との事で、2009年全豪では準決勝まで進んでいます。

強力なサーブからストロークで攻めていくスタイルを得意としており、サウスポーから繰り出されるフォアハンドは威力十分。今回もその得意なプレーでナダルを撃破しました。

ベルダスコはラケットをコロコロ替える選手としても知られており、テクニファイバー→ヨネックス→ダンロップ→バボラと移り変わり、2015年からはヘッドになっています。

昨年はグラフィンXT スピードプロを使用していたのですが、2016年はグラフィンXT プレステージ レフプロに変更しています。

どちらかと言うと、ラケットにこだわりを持って旧モデルを使い続けるプレーヤーの方が多い印象ですが、弘法筆を選ばずなんですね。

スペック

グラフィンXT プレステージ REV PRO

 グラフィンXT プレステージ REV PRO

フェイス面積:93平方インチ
重量:300g
長さ:27インチ
フレーム厚:20.0mm
バランスポイント:315mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19

300gとやや軽量になっており、コントロールと操作性を両立したラケット。フェルナンド・ベルダスコ使用モデル。

グラフィンXT プレステージ MP

 グラフィンXT プレステージ MP

フェイス面積:98平方インチ
重量:320g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.0mm
バランスポイント:310mm
ストリングパターン:タテ18×ヨコ20

18×20のストリングパターンから、高精度のボールを繰り出すことが出来ます。ジル・シモン使用モデル。

グラフィンXT プレステージ PRO

 グラフィンXT プレステージ PRO

フェイス面積:98平方インチ
重量:315g
長さ:27インチ
フレーム厚:22.0mm
バランスポイント:315mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19

プレステージシリーズの中では、最もパワーとスピードに優れたモデル。マリン・チリッチ使用モデル。

グラフィンXT プレステージ S

 グラフィンXT プレステージ S

フェイス面積:98平方インチ
重量:305g
長さ:27インチ
フレーム厚:22.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19

スイングしていく全てのレベルのプレーヤーに最適なモデル。タッチの感覚にも優れたラケット。

口コミ・インプレ

実際試打した人の感想としては、面が小さいので振り抜きやすい、スイングスピードが上がるのでサーブが打ちやすいなどがありました。

反面、ラケットのパワーアシストはあまり無いので、スイートスポットを外すとあまり飛ばず、プレーヤーの技量に左右されるラケットとも言えます。

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