ヘッド グラフィン360 ラジカル MP <2019年モデル> レビュー:ヘッドが誇るフラッグシップモデル!オールラウンダー注目の一本

2019年モデル

ヘッドが誇るオールラウンドモデル。
遂にシングルスでの復帰を果たすアンディ・マレーの使用シリーズです。

ラジカルと言えば、BIG4の一角、アンディ・マレーのイメージですね。
安定したオールラウンダーで、ジョコビッチと並ぶ守備力の高さには定評がありました。小技も上手く、特にトップスピンロブの精度はすごいものがありましたね。
そんなマレーですが、世界ランク1位を奪取するために、2016年後半に怒涛の試合出場。ポイントを積み重ね、ツアーファイナル決勝で年間最終1位を賭け、ジョコビッチと激突。これに勝利し、初のツアーファイナル優勝と、年間最終1位を獲得しました。
しかし、無理を重ねた代償は非常に大きく、翌2017年からはケガとの戦い。1位からも陥落し、2018年には股関節の手術を行うも完治しないまま、2019年全豪オープンを迎えます。
そこで、股関節の故障により自由にプレー出来ない事を公表し、今シーズン限りでの引退を発表。強行出場したアグート戦は、正に死闘と呼ぶにふさわしいものになりました。

その後、人工股関節に代替する手術を受け、痛みからは解放されたマレー。同様の手術を受けたダブルスのレジェンド ボブ・ブライアンが第一線に復帰しているので、まずはダブルスでの復活に期待が掛かります。

そんなマレーですが、フェリシアーノ・ロペスと組んだダブルスで復帰戦で、いきなりの優勝!流石のプレーを見せつけました。
8月のウェスタンアンドサザン・オープンでシングルス復帰を果たすと、上海マスターズでも勝利を収め、ツアーレベルに戻りつつあります。来年の全豪にも出場を表明しているので、BIG3との対戦なるか?!再び熱い試合を見せてくれる事を期待しましょう。

特徴・機能

①グラフィン360を採用

他モデルでもお馴染みの、グラフィン360をラジカルシリーズにも採用。グラフィン素材をシャフト部分だけではなく、ラケットヘッド方向にも使用する事で、フレームを最適に強化。ラケットのブレを抑え、スイートスポットを外しても、ボールをしっかりコントロール出来ます。

②グリップ形状の変更

ラジカルのグリップは、これまで偏平型(プレステージタイプ)でしたが、丸型(スピードタイプ)に変更されました。以前の偏平型が良い方は、グリップパレットを変更する事で元のタイプに戻す事も可能です。

スペック

グラフィン360 ラジカル MP

フェイス面積:98平方インチ
重量:295g
長さ:27インチ
フレーム厚:20.0〜23.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:2,3,4

グラフィン360 ラジカル プロ

フェイス面積:98平方インチ
重量:310g
長さ:27インチ
フレーム厚:20.0〜23.0mm
バランスポイント:315mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:2,3,4

グラフィン360 ラジカル MP ライト

フェイス面積:98平方インチ
重量:270g
長さ:27インチ
フレーム厚:20.0〜23.0mm
バランスポイント:330mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2

グラフィン360 ラジカル S

フェイス面積:102平方インチ
重量:280g
長さ:27インチ
フレーム厚:22.0〜25.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2

口コミ・インプレ

・オールラウンドモデルで、どんな球種でもバランスよく打てる。
・前作と比べて、ラケットのブレが少ない。スイートスポットを外しても、しっかり制御できる。
・ヘビースピンを掛けるというよりは、フラット系の弾道の方がラケットの特性を活かせる。
・スイートスポットに当たった時に、フェイスのたわみが感じられるので、前作よりも打球感が柔らかく感じる。
・スピンを掛けても、軌道が上がりすぎず、イメージ通りのボールが打てる。


 
ヘッド グラフィン360ラジカル MP <2019年モデル>の紹介をしましたが、いかがでしたか?

相変わらずの安定感と言いますか、より完成度が高くなっている印象ですね。
オールラウンダーで、フラットドライブ系のストロークを得意にしているプレーヤーに是非試打して頂きたい1本です。

楽天 ⇒ グラフィン360 ラジカル MP 2019 最新価格一覧

その他モデルはコチラから↓

楽天 ⇒ グラフィン360 ラジカル 2019 最新価格一覧
 
 
 

テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました