ヘッド SPEED MP 2026とRADICAL MP 2025を比較|打感・飛び・スピン性能の違いとおすすめの人

2025年モデル
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HEAD SPEED(スピード) MP 2026とRADICAL(ラジカル) MP 2025は、どちらも300g・16×19ですが、打ってみたときの方向性はかなり違います。100平方インチの安心感とスピン、楽な深さを求めるならSPEED MP。98平方インチの振り抜きとコントロール、シャープな打球感を求めるならRADICAL MPが選びやすいです。特に中級者で迷っているなら、扱いやすさはSPEED MP、自分から振って攻めるならRADICAL MPを基準にすると絞り込みやすいでしょう。

SPEED MP 2026とRADICAL MP 2025はどっちがおすすめ?

2本ともHEADを代表するオールラウンドモデルですが、ラケットに求めるものが少し違います。

  • SPEED MP 2026:飛び、スピン、スイートスポットの余裕、安定感を重視
  • RADICAL MP 2025:振り抜き、コントロール、低めの弾道、シャープな打球感を重視

SPEED MPは100平方インチ・300g・320mmという扱いやすいスペックで、ストロークからボレーまで大きな弱点がありません。2026年モデルではHy-Borが加わり、従来のしなやかさを残しながらインパクト時の安定感も高められています。

RADICAL MPは同じ300gでもフェイスが98平方インチ。フレームも20-23-21mmとSPEEDより細く、ボールを必要以上に飛ばさず、自分のスイングでコースや弾道を作りやすいラケットです。

特にこだわりがなければSPEED MPのほうが扱いやすく、100インチでは少し飛びすぎる、もっと自分で振り抜きたいという人にはRADICAL MPが合います。

スペック比較

項目 SPEED MP 2026 RADICAL MP 2025
フェイス面積 100平方インチ 98平方インチ
重量 300g 300g
バランス 320mm 320mm
長さ 27インチ 27インチ
フレーム厚 23mm 20-23-21mm
ストリングパターン 16×19 16×19

重量とバランス、ストリングパターンは同じです。大きな違いは100平方インチと98平方インチのフェイスサイズ、そしてフレーム形状にあります。

SPEED MPは23mmの均一なフレームで、100平方インチらしいスイートスポットの広さと反発を確保。RADICAL MPはトップとシャフト側が薄く、ボールの飛びを抑えながら打球感や操作性を出しやすい設計です。

スペックだけを見ると似ていますが、実際にはSPEED MPのほうが余裕があり、RADICAL MPのほうがプレーヤーのスイングを素直に反映しやすいラケットです。

飛びはSPEED MP 2026のほうが楽

少ない力で深いボールを打ちやすいのはSPEED MPです。

100平方インチのフェイスに23mm厚のフレームを組み合わせているため、RADICAL MPより反発を得やすく、多少打点がずれてもボールを前へ運びやすくなっています。

2026年モデルの試打でも、SPEED MPはスピンと深さを出しやすく、ブロック気味のリターンでもボールが浅くなりにくいという評価があります。

ただし、いわゆる厚ラケのように勝手に大きく飛ばすタイプではありません。23mmという比較的薄いフレームなので、自分で振ったときにパワーが出るオールラウンド系です。

RADICAL MPは98平方インチで、フレームも薄め。SPEEDと比べると飛びは落ち着いています。その分、強く振ったときに距離を合わせやすく、アウトを怖がらずにスイングしやすいのが魅力です。

楽に深さを出すならSPEED MP、振った分だけ飛ばしたいならRADICAL MPです。

打感はSPEEDが柔らかめ、RADICALはシャープ

打球感の違いは、2本を選ぶうえでかなり重要です。

SPEED MP 2026は、インパクトでボールを受け止めるような柔らかさがあり、複数の試打でも快適性やしなやかなフィーリングが高く評価されています。

2026年モデルでは新素材Hy-Borが使われ、柔らかな感触だけでなく、強く打ったときの安定感もしっかり確保されています。

一方のRADICAL MP 2025は、SPEEDよりボールとの接触感がはっきりしています。

Auxetic 2.0によって極端に硬い印象ではありませんが、SPEEDのような包み込む柔らかさより、インパクトが分かりやすいシャープなフィーリングが魅力です。

ボールを乗せる感覚や快適性を求めるならSPEED MP。打った瞬間の手応えを感じながらコースを狙いたいならRADICAL MPが合いやすいでしょう。

スピンを楽にかけるならSPEED MP

ストリングパターンはどちらも16×19ですが、スピンのかけやすさではSPEED MPが一歩リードします。

100平方インチのフェイスとDirectional Drillingによってストリングが動きやすく、ボールを持ち上げながら回転をかけやすい設計です。

2026年モデルのインプレでも、トップスピンはSPEED MPの長所として評価されています。ネットの上をある程度高く通し、スピンで深く落とすストロークとの相性が良好です。

RADICAL MPも16×19なのでスピン性能が低いわけではありません。ただ、98平方インチで弾道もSPEEDより低くなりやすいため、自然に高い軌道を作るというより、自分でヘッドを走らせて回転を加える感覚が強くなります。

スピンを使って安定したラリーをするならSPEED MP、フラットドライブを中心に必要な分だけ回転を加えるならRADICAL MPが使いやすいです。

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弾道はSPEEDが上げやすく、RADICALは低く伸ばしやすい

同じ16×19でも、ボールの軌道には違いがあります。

SPEED MPはボールを持ち上げやすく、深さを出しやすいラケットです。

相手をベースライン後方へ下げるようなスピンボールや、クロスへ安全にラリーを続けるプレーではSPEEDに分があります。

RADICAL MPは、低~中弾道のボールを前へ伸ばす打ち方が得意です。フラットドライブでテンポを上げたり、ライジングで相手の時間を奪ったりするプレーではRADICALの良さが出ます。

高い弾道から回転で落とすならSPEED、低めの軌道で速く運ぶならRADICALという違いです。

コントロール性能ならRADICAL MP

自分でしっかり振れる人なら、コントロールの良さを感じやすいのはRADICAL MPです。

98平方インチのフェイスと薄めのフレームによって、飛びを抑えながらコースを狙いやすくなっています。

特に強く振ったときに差が出やすく、SPEEDでは少し飛距離が出すぎる人でも、RADICALならスイングを緩めずに打ち込める可能性があります。

SPEED MPもコントロール系の要素を持ったラケットですが、100平方インチの余裕とパワーがあるぶん、RADICALほどタイトではありません。

ただし試合では毎回芯で打てるとは限りません。ミスヒットまで含めて考えると、100平方インチのSPEED MPのほうが結果として安定する人も多いでしょう。

芯で捉えて狙う精度ならRADICAL、多少打点がずれても安定させたいならSPEEDです。

操作性はRADICAL MPが軽快に感じやすい

重量もバランスも300g・320mmで同じですが、振ったときの印象はRADICAL MPのほうがシャープに感じやすいです。

98平方インチのコンパクトなフェイスは空気抵抗を受けにくく、速い展開でもラケットを切り返しやすいのが特徴です。

ストロークだけでなく、リターンやボレーでもラケットを素早くセットしやすいため、テンポの速いオールコートプレーとの相性が良好です。

SPEED MP 2026は安定感が増した一方、試打ではスイングウエイトの高さを感じたという声もあります。ヘッドを走らせる軽快さだけを比べれば、RADICALのほうが好みに合う人もいるでしょう。

関連記事:ヘッド RADICAL MP 2025 インプレ・評価|打感・前作との違い・おすすめプレイヤーを解説

ストロークはSPEEDが安定型、RADICALは攻撃型

SPEED MPはラリーで安定した深さを作りやすい

SPEED MPの魅力は、強打だけでなく通常のラリーでも性能を出しやすいことです。

100平方インチの余裕があり、スピンとパワーを使ってベースライン付近まで安定してボールを運べます。

守備で十分に体勢を作れないときにも深さが残りやすく、攻守の切り替えが多いシングルスでも扱いやすいでしょう。

RADICAL MPは速い展開を作りやすい

RADICAL MPは、自分からテンポを上げて攻める人に向いています。

低めのフラットドライブを打ちやすく、相手の浅いボールを早いタイミングで叩いたり、ライジングでコースを変えたりするプレーと好相性です。

ただし98平方インチなので、追い込まれて打点がずれたときの余裕ではSPEEDに劣ります。

ボレーはRADICALの操作性、SPEEDの安心感

ネットプレーでは、どちらにも良さがあります。

RADICAL MPはコンパクトな98平方インチで取り回しがよく、面を素早く作ってコースを変えるボレーが得意です。タッチや操作性を重視する人にはRADICALが合いやすいでしょう。

SPEED MPは100平方インチのフェイスによって、多少芯を外しても返球しやすいのがメリット。2026年モデルは安定感も高く、相手の速いボールに合わせるだけでも深さを作りやすくなっています。

自分からコースを作るならRADICAL、ミスを減らして安定させるならSPEEDという選び分けができます。

サーブはスピンのSPEED、フラットのRADICAL

SPEED MPは100平方インチと16×19を生かし、スライスやスピンサーブで回転をかけやすいモデルです。

特にセカンドサーブで高さと回転量を確保したい人にはSPEEDの安心感があります。

RADICAL MPは振り抜きが軽快で、フラット系のサーブを狙ったコースへ打ち込むプレーと好相性。スライスも使えますが、自然な回転量ではSPEEDのほうが得やすいでしょう。

関連記事:ヘッド スピード MP 2026年モデル レビュー:現代テニスを象徴するオールラウンドラケット!ヤニック・シナー使用シリーズ

中級者にはどっちが扱いやすい?

一般的な中級者にはSPEED MP 2026のほうが扱いやすいです。

100平方インチなのでスイートスポットに余裕があり、飛びやスピンもRADICALより得やすいためです。

300gを問題なく振れるなら、SPEED MPは中級から上級まで長く使いやすいスペックです。

RADICAL MPは300gなので重量自体は特別重くありませんが、98平方インチのためミート力が求められます。普段から安定して芯で打てて、自分でボールスピードを出せる人ほど良さを感じやすくなります。

こんな人 おすすめ
中級者で迷っている SPEED MP 2026
楽に深さを出したい SPEED MP 2026
スピンを多く使う SPEED MP 2026
フラットドライブ中心 RADICAL MP 2025
低い弾道で攻めたい RADICAL MP 2025
細かいコントロールを重視 RADICAL MP 2025

SPEED MP 2026の気になるところ

  • RADICALほどシャープな操作感ではない
  • 強く振れる人には飛びが多く感じる場合がある
  • 低いフラットドライブの収まりではRADICALが上
  • 個体やストリングによっては振ったときの重さを感じることがある

SPEED MPは扱いやすい100インチですが、軽快さだけを追求したラケットではありません。2026年モデルは安定感がしっかりあるため、速いスイングでヘッドを自在に動かしたい人にはRADICALのほうが気持ちよく感じる可能性があります。

RADICAL MP 2025の気になるところ

  • 98平方インチなのでミスヒットへの余裕が少ない
  • 楽な飛びではSPEEDに劣る
  • 高い弾道やスピン量はSPEEDのほうが作りやすい
  • スイングが小さくなるとボールが浅くなりやすい

RADICAL MPは300gなのでスペックだけを見ると扱いやすそうですが、98平方インチらしいシビアさはあります。

練習では気持ちよく振れても、試合になると打点が遅れたりスイングが小さくなったりする人は、SPEEDの100平方インチに助けられる場面が多いでしょう。

SPEED MP 2026がおすすめな人

  • 100平方インチの安心感が欲しい
  • スピンを使って深いボールを打ちたい
  • ストロークで安定感を重視する
  • RADICALでは少し飛びが足りない
  • 打感は柔らかめが好き
  • シングルスもダブルスも1本でこなしたい

パワー系ラケットほど飛びすぎず、98インチほどシビアでもないので、中級者が長く使えるオールラウンドな300gモデルを探しているならSPEED MPはかなり選びやすいです。

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RADICAL MP 2025がおすすめな人

  • 98平方インチを問題なく扱える
  • フラット~フラットドライブが中心
  • 低く速いボールで攻めたい
  • ラケットを素早く振り抜きたい
  • 100インチでは少し飛びすぎる
  • シャープで手応えのある打感が好き

自分でパワーを出せて、ラケット側のアシストよりも操作性やコントロールを優先したい人にはRADICAL MPが合います。

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よくある質問

Q.SPEED MPとRADICAL MPではどちらが飛びますか?

SPEED MP 2026のほうが楽に飛ばせます。100平方インチのフェイスでスイートスポットにも余裕があり、RADICAL MPよりボールの深さを出しやすいです。

Q.スピンをかけやすいのはどちらですか?

SPEED MPがおすすめです。どちらも16×19ですが、SPEEDは100平方インチでボールを持ち上げやすく、トップスピンの高さと深さを作りやすい傾向があります。

Q.コントロールが良いのはどちらですか?

自分で安定して芯を捉えられるならRADICAL MPです。98平方インチと薄めのフレームで飛距離を調整しやすく、強く振ってもボールを収めやすくなっています。

Q.打感が柔らかいのはどちらですか?

SPEED MP 2026のほうが柔らかさを感じやすいでしょう。RADICAL MP 2025は極端に硬いラケットではありませんが、SPEEDよりインパクトの手応えがはっきりしたシャープな打感です。

Q.ダブルスならSPEED MPとRADICAL MPのどちらがいいですか?

ボレーの安心感やリターンの楽さならSPEED MP、ポーチなどの素早い取り回しやコースの打ち分けならRADICAL MPが選びやすいです。一般的なダブルスプレーヤーにはSPEED MPの100平方インチが扱いやすいでしょう。

まとめ

迷っている中級者にはSPEED MP 2026をおすすめします。

100平方インチ・300g・16×19という扱いやすいスペックで、飛び、スピン、コントロールのバランスがよく、ミスヒットにもRADICALより余裕があります。2026年モデルでは安定感も高まり、ストロークだけでなくリターンやボレーまで幅広く使いやすい1本です。

一方、SPEED MPでは少し飛びすぎる、98インチでも安定して芯を捉えられる、低いフラットドライブで積極的に攻めたいならRADICAL MP 2025を選ぶ理由があります。

特にRADICALは300gのまま98平方インチの精度と操作性を味わえるため、重い競技用ラケットにはしたくないけれど、100インチよりコントロールを高めたい人に合います。

楽な深さとスピン、安心感ならSPEED MP 2026。振り抜きとシャープな打感、コントロールならRADICAL MP 2025。

同じHEADの300gモデルでも、違いがはっきりしてますね。試合で欲しいのが「余裕」なのか「精度」なのかを基準に決めると選びやすいでしょう。

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