ネットプレーで優位性を発揮!3代目ウルトラが登場。
高い面安定性と打ち負けないパワーはオールラウンダーを魅了します。
特徴・機能
①New PWSを採用!
PWSというテクノロジーは、40年以上前から続くテクノロジーで歴代のプロスタッフに採用されてきました。フレームの3時・9時の部分に少し出っ張った部分があり、その部分に質量を持たせるというものです。それにより、スイートスポットを外した時のラケットブレを小さくしてきました。
今作からは、見た目上それを無くし、内部に搭載することで、スッキリした見た目になっています。PWSを無くすメリットとして、フレームの内側に溝を作ることが出来るようになります。それにより、横糸を3.5mm伸ばすことが出来、ストリングのたわむ量を増やすことが出来ます。
②New CRUSH ZONE
New PWSで横糸を伸ばしただけではなく、さらに、縦糸も長くしました!ラケットのヨーク部分(フレーム6時部分)に、CRUSH ZONEというパーツを3つ埋め込んでいますが、それを前作より拡張しています。インパクト時に、そのパーツが伸縮を繰り返すことで、さらなるたわみを生み出す事を可能にしています。
前作のウルトラは、102.7平方インチのラケットを使っているのと同じ効果がありましたが、今作では103平方インチ相当のたわみ量を発揮!数字上は3%の違いですが、フィーリングとして大きな違いとなって反映されています。
③フレーム形状とシャフトの見直し
コントロールとパワーは、形状の変更により生み出しています。前作のフレーム厚は、23-26-22mmでしたが、今作では24-26-23mmと厚く変更。フレームの断面で比較しても、前作より27%増しています。また、前作はシャフトの内側が少し出っ張っていましたが、今作では逆に凹ましています。(INVERTED POWER RIB)
さらに、ハイパフォーマンス カーボンファイバーの配合比も増やした結果、安定性能がアップしています。
スペック
ウルトラ 100 V3.0
重量:300g
長さ:27インチ
フレーム厚:23.0〜26.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2,3
ウルトラ 100S V3.0
重量:300g
長さ:27インチ
フレーム厚:23.0〜26.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ18×ヨコ16
グリップサイズ:1,2,3
Sラケット(Sラケ)とは?
通常ラケットのストリングパターンは、16×18や18×19など、縦糸より横糸の本数が多いですが、ウイルソンが研究した結果、縦糸>横糸にした方が、より回転をかけられるという結論を導き出しました。
縦糸>横糸のセッティングにする事で、「スナップバック」(ストリングがいったんズレて、その後に元に戻ること)が大きくなり、ボールに回転をより掛ける事が出来ます。スピンやスライスがかけやすくなることから、Sラケット(通称「Sラケ」)と呼ばれています。
ウルトラ 100L V3.0
重量:280g
長さ:27インチ
フレーム厚:23.0〜26.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2
ウルトラ 100UL V3.0
重量:260g
長さ:27インチ
フレーム厚:23.0〜26.0mm
バランスポイント:330mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2
ウルトラ 108 V3.0
重量:270g
長さ:27.25インチ
フレーム厚:25.0〜27.5mm
バランスポイント:335mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ18
グリップサイズ:1,2
口コミ・インプレ
・見た目は弾いて飛びそうだが、実際使ってみると、押して飛ばす感覚の方が良い。安定感と柔らかさを兼ね備えている。
・ガットのテンション以上の柔らかさを感じる。ただ、それはガットの緩さではなく、球持ちを感じる事が出来るというもの。振り切ってもスピンがしっかり掛かり、思っただけの力を加える事が出来る。
ウィルソン ウルトラ 100 V3.0 2020年モデルの紹介をしましたが、いかがでしたか?
ストリングのたわみを最大化し、柔らかいフィーリングを実現するラケットという事で興味を惹かれますね。具体的には、ボールとラケットの接地時間を最大限長くする事で、柔らかさを実現しています。
どちらかと言うと、コンパクトなスイングで打っていきたい人が対象で、ネットプレーを含めたオールラウンダー向けのラケットと言えますね。
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