ANA IVANOVIC / NAPARAZZI
EZONE Aiシリーズの共通の長所として、「振りぬきやすさ」と「抜群の振動吸収性」が挙げられます。
「ヨネックス史上最高の振り抜きやすさ」を標榜するだけあって、それを実現するために様々な新技術を搭載しています。
その中の1つが「トランスウェイトシステム」
重量をトップ部分に集中して、スイングスピード5%アップを実現するというテクノロジーです。
加えて、空気抵抗を受けにくい新形状のフレームを採用しており、Wの効果で振り抜きの良さを体感できます。
振動吸収性能についても、フレームのボトム部分とグリップに新たな振動吸収システムを採用することで、ヨネックスの従来製品より50%も衝撃を吸収することに成功しています。
スイートスポットを外しても嫌な振動が無く、柔らかい打球感で包んでくれるのもうれしいですね。
以上がEZONE Aiシリーズ 共通の長所ですが、加えて、EZONE Ai 108は独自の特長を持っています。
まず、EZONE Ai 108のスペックを見てみましょう。
ラケット重量 255g
フレーム厚 24.0〜29.0mm
スペックの平均が、それぞれ100平方インチ・300g・24.0mm前後であることを考えると、EZONE Ai 108はラケット重量が軽くかつパワフルになっています。
つまり、軽量で扱いやすく、楽にボールを飛ばせる所が、EZONE Ai 108の最大の特長です。
次に対象者ですが、軽量でパワーがあるので、女性やシニア・ジュニアが対象となります。
一般男性には軽すぎるので、EZONE Ai 100かEZONE Ai 98を選ぶ様にしましょう。
どちらかと言うと、EZONE Ai 108はダブルス向きのラケットで、パワーや反発力を利用してボレーやリターンを楽に打つことが出来ます。
初心者から中級者の人にオススメできるラケットです。