欠けたピースを埋められるか? ロジャー・フェデラーの挑戦とプロスタッフRF97の試打情報


IMG_3471 / Marianne Bevis

デビスカップがいよいよ佳境を迎えています。

準決勝でスイスとイタリアが激突。

初日のシングルスでは、フェデラーがボレッリに7-6,6-4,6-4、ワウリンカがフォニーニに6-2,6-3,6-2と共にストレート勝ちを収めて、決勝進出に王手を掛けました。

フェデラーは全米オープン準決勝で敗れたとはいえ、ウィンブルドンで決勝進出を果たすなど好調を維持。

ワウリンカも全豪を制した実力をキープしたまま、今シーズンを送っています。

グランドスラム17勝を誇るフェデラーですが、デビスカップ優勝はまだ無く、欠けたピースを埋めるべく、本気でデビスカップを取りに来ている様子が伺えます。

注目の第3試合ダブルスは、フェデラー/ワウリンカ VS ロレンジ/セッピ。

フェデラー/ワウリンカ組と言えば、北京オリンピックのダブルスで金メダルを獲得した強力コンビ。

準決勝でブライアン兄弟を破った試合は、ダブルスの迫力が伝わる名勝負でしたね。

ブライアン兄弟と言えば、先日の全米オープンダブルスで前人未到のキャリア100勝を遂げ、過去最強と謳われるダブルスペア。

そのペアを破ってしまうのですから、改めてそのポテンシャルの凄さを感じさせます。

決勝進出すれば、フランスとチェコの勝者と対決。

特に、2連覇中のチェコはベルディヒ・シュテパネクを中心にロソル・ヴェセリが脇を固めており、3連覇も視野に入れる強豪チームです。

まだイタリアとの決着はついていないですが、決勝に向けて、あれこれ妄想が膨らみますね。

さて、フェデラーと言えば、新ラケット プロスタッフRF97に注目が集まっていますが、発売前にいくつか試打レポートがアップされています。

要約すると、以下の感じです。

・ラケットの重みがボールに伝わり、押し込んでいける
・球を弾くというより乗っている感じ
・打球感がクリアで、ボールをしっかりホールドしてくれる

伸びのあるストロークやボレーで押し込んでいくフェデラーが、いかにも好みそうなラケットですね。

ラケット重量が340gと通常モデルよりもかなり重いので、振り切れるだけのパワーを持った上級者が対象になりますが、フェデラーを魅了するラケットだけにそのポテンシャルは計り知れないと言えるでしょう。
 
 
 

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