Maria Sharapova / Doha Stadium Plus
いよいよ始まった全豪オープン。
世代交代が予感される今大会ですが、果たしてどんな結末を迎えるのでしょうか。非常に楽しみな所ですね。
そんな中、優勝候補としても挙げられるシャラポワが、2015年シーズンから新ラケット「グラフィンXT インスティンクト MP」の使用を開始しました!
マリア・シャラポワと言えば、美貌と実力を兼ね備えたトッププレーヤー。
17歳でウィンブルドンを制した後、4大大会制覇は5回を数え、2005年にはロシアの女子選手初となる世界ランク1位を経験しています。
その後、肩のケガなどで低迷するも、華麗に復活。
2012年には、苦手とする全仏オープンでも優勝し、キャリア・グランドスラムも達成しています。
ベテランの風格も漂っていますが、まだ27歳。
新ラケットを携えての今シーズンの活躍に、期待が高まります。
インスティンクトシリーズのスペック
グラフィンXT インスティンクト MP
重量:300g
長さ:27.0インチ
フレーム厚:21.0〜25.0mm
バランス:315mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
インスティンクトシリーズの中核であるミッドプラス版。マリア・シャラポワ使用モデル。
グラフィンXT インスティンクト REV PRO
重量:255g
長さ:26.8インチ
フレーム厚:21.0〜27.0mm
バランス:345mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19、タテ16×ヨコ16から選択
軽量で操作性の高いモデル。ストリングパターンを選べるASP搭載で、プレーの幅が広がる!
グラフィンXT インスティンクト S
重量:270g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.0〜26.0mm
バランス:340mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
MPの流れを汲みつつも、フェイス面積拡大と軽量化により、快適性がアップ!スイートスポットが広がり、しっかりボールを捉えることが出来ます。
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特徴・前作との違い
① グラフィンXT採用による性能アップ
2年前に登場したグラフィンは、その強度と軽さでヘッドのラケットに革新的な進歩をもたらしましたが、2015年モデルには、そのグラフィンを改良した「グラフィンXT」を搭載。
強度が30%アップしたにも関わらず、さらなる軽量化を実現。その結果、ラケットバランスが改善され、より振り抜きの良いラケットになっています。
② バランス変更による操作性のアップ
前作(2013年モデル)のグラフィン インスティンクトMPとの違いとして、バランスの変更が挙げられます。
前作のバランスポイント320mmから、2015年モデルは315mmに変更。
バランスポイントはグリップ側から測るため、重心が根元側に移ったことを表しています。
少しトップライトになることで、ラケットの取り回しが良くなり、素早い反応を可能にします。
試打情報・感想
試打した情報や感想があがってきていますので、いくつかご紹介します。
・ぐりぐりのトップスピンよりも、フラットドライブ系向き。
・打球感が柔らかく、振り抜きが良い。
・300gの重さに問題が無ければ、女性にも良さそう。
このラケットですが、ウィンブルドン準優勝経験のあるトマシュ・ベルディヒも使用しています。
ベルディヒと言えば、強力なサーブとフラット系のストロークが武器ですが、デビスカップではダブルスでも活躍するなど、屈指のオールラウンダーです。
グラフィンXT インスティンクト MPは、ストローカーからオールラウンダーまでしっかり対応出来ると言えるでしょう。
対象としては、しっかり振っていける女性やフラットドライブ系で攻める男性中心になります。
ラケットのパワーアシストを使いつつ、パワフルなプレーを展開したい方に試して頂きたい一本です。