バボラ ピュアストライク 100 2024年モデル レビュー:ドミニク・ティエム使用シリーズ!さらに進化を遂げたボックス形状ラケット

2024年モデル

バボラが誇るコントロールラケット、ピュアストライクに4世代目の最新モデルが登場。
人気のボックス形状ラケットがさらに進化を遂げました!

ラケットは大きく「ボックス形状」と「ラウンド形状」に分けられます。ラケットを輪切りにした際に、四角い物を「ボックス形状」.、断面が丸い物を「ラウンド形状」と呼び、ピュアしストライクはボックス形状のラケットになります。それぞれの特徴として、ボックス形状のラケットは一般的にしなりやすくコントロール重視なのに対して、ラウンド形状のラケットは剛性が高くボールを弾く事で強力なパワーん生み出していきます。

特徴・機能

①衝撃吸収素材FLAX採用

前作は石油から出来ている衝撃吸収素材を使っていましたが、今作から天然由来素材のFLAX(亜麻)を採用。今までは剛性が高く硬さを感じる部分がありましたが、FLAXを使用する事で、その問題点を解消。硬さを感じさせないモデルに生まれ変わりました。

②RA値の低減

新モデル全体的にですが、RA値(フレームの硬さを表す数値)を下げています。これまでは速いラリーが主流だった為、硬いラケットでも問題ありませんでしたが、現在は緩急や様々な球種を使ってラリーする傾向にある為、RA値を平均的に2ポイント下げ、幅広いプレーに対応できるように改善しています。 (ピュアドライブ・ピュアアエロより柔らかいラケットになっています)

スペック

ピュアストライク 97

フェイス面積:97平方インチ
重量:310g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.0〜22.0mm
バランスポイント:310mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ20
グリップサイズ:2,3

前作ピュアストライクVSからの継続しており、バボラオリジナルのコントロールフレームを採用。ピュアコントロール時代からバボラのコントロールラケットが好きな方におすすめです。
※前作ではラインナップされていたピュアストライクツアーは廃盤となっております。

ピュアストライク 98 18/20

フェイス面積:98平方インチ
重量:305g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.0〜23.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ18×ヨコ20
グリップサイズ:2,3

前作からの継続で、ドミニク・ティエム使用モデル。ストリングの目が細かく、よりコントロール重視のラケットに仕上がっています。

ピュアストライク 98 16/19

フェイス面積:98平方インチ
重量:305g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.0〜23.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:2,3

前作からの継続モデルで、アメリカで人気の高いモデル。

ピュアストライク 100 16/20

フェイス面積:100平方インチ
重量:305g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.0〜23.0mm
バランスポイント:310mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ20
グリップサイズ:2,3

今作から登場の新しいモデルで、バボラの中で最もRA値が低いラケット。ラケットのしなりを利用してボールをコントロールしたいプレーヤーに最適なラケットです。

ピュアストライク 100

フェイス面積:100平方インチ
重量:300g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.0〜23.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2,3

競技用モデルながら扱いやすいオールラウンドタイプのラケット。

ピュアストライク チーム

フェイス面積:100平方インチ
重量:285g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.0〜23.0mm
バランスポイント:325mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2,3

軽量化を図ったおなじみの人気モデル。

ピュアストライク ライト

フェイス面積:100平方インチ
重量:265g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.0〜23.0mm
バランスポイント:330mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2

今作から追加された新スペックのモデル。女性でしっかりした打球感が好きな方におススメのラケットです。

エボ ストライク

フェイス面積:102平方インチ
重量:290g
長さ:27インチ
フレーム厚:23.0〜24.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2

扱いやすさに定評のあるエボシリーズに、第2世代のエボストライクが登場!

口コミ・インプレ

・前作はボールをヒットした時に硬さがあったが、今作では飛距離は変わらないものの打球感の柔らかさを感じる。コントロールラケット特有の押している感覚も味わえる。
・同じ100でも、ピュアストライク100 16/20はよりしっかりしたラケットという印象。ピュアドライブやピュアアエロから移行するのであれば、ピュアストライク100 16/19がおすすめ。
・弾道が極端に上がらない所は、コントロールラケットを感じさせる。
・自分がラケットを振った分だけイメージしたボールが飛ぶという意味で、コントロール性能の高さを体感できる。

バボラ ピュアストライク 100 2024年モデルの紹介をしましたが、いかがでしたか?

バボラのコントロールラケットシリーズは、ピュアコントロール→ピュアストーム→ピュアストライクと変遷してきましたが、そのピュアストライクも4世代目となり、様々な改良が施されています。
打球感が柔らかく、ピュアストライク100の場合はパワーアシストも兼ね備えているので、比較的使用しやすいラケットと言えますね。
ピュアドライブやピュアアエロよりもコントロール性能を求める中~上級者の方に最適な一本です。

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