ダンロップ CX200 2024年モデル レビュー:従来のボックス形状から進化した「シン・ボックスラケット」!

2024年モデル
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柔らかい・コントロールが良い、だけではない!
従来のボックス形状から進化した「シン・ボックスラケット」、ダンロップ CX200が遂に登場!

今作のCXシリーズですが、打球感とパワー・スピンを高次元で融合させることが開発コンセプトの1つとなっており、ボックス形状のフィーリングは残しながら、ベースの部分をレベルアップさせたラケットとなっております。
ダンロップのラケットはCXは赤、FXは青、SXは黄という感じでシリーズごとに色分けされており、分かりやすいのが特徴ですね。今作のCXは「シン・レッド」(蛍光色の赤)を採用しており、見た目にも鮮やかな仕上がりとなっています。

特徴・機能

①フレームの形状を刷新
前作のCXシリーズより、さらにボックス形状になっています。具体的には前作はフレームを輪切りにすると、台形に近い形でしたが、今作ではより長方形に近いボックス形状に仕上がっており、ボックス特有の柔らかい打球感を実現しています。また、ラケットのトップ部分の正面厚を薄くすることで、スイングスピードの向上を図っています(従来は10mmだったものを今作では9mmに変更)。

②コンケーブエリアの設置
ラケットトップの内側にくぼみ(コンケーブエリア)を設置しました。これにより、メインストリングの可動域を増やし、パワーやスピン性能を高めています。

③剛性の一部アップ
フェイス剛性を3%、スロート剛性を約26%アップすることで、打球方向にしっかりした硬さを出しつつも、打球時にラケットが内側に縮む動きに対しては柔らかさが出るように設計されており、パワーやコントロールを確保しながらフィーリングの柔らかさも実現しています。

④バイブロシールドの採用
ラケットフェイスとスロートの両サイドにバイブロシールド(制振ゴム)を4カ所内部搭載することにより、よりクリアな打球感を実現しています。

スペック

CX 400

フェイス面積:100平方インチ
重量:285g
長さ:27インチ
フレーム厚:24.0mm
バランスポイント:330mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2,3

CX 400 TOUR

フェイス面積:100平方インチ
重量:300g
長さ:27インチ
フレーム厚:23.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2,3

CX 200 OS

フェイス面積:105平方インチ
重量:295g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.5mm
バランスポイント:325mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2,3

CX 200 LS

フェイス面積:98平方インチ
重量:290g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.5mm
バランスポイント:325mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2,3

CX 200

フェイス面積:98平方インチ
重量:305g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.5mm
バランスポイント:315mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:2,3

CX 200 TOUR

フェイス面積:95平方インチ
重量:310g
長さ:27インチ
フレーム厚:20.5mm
バランスポイント:310mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:2,3

CX 200 TOUR 18×20

フェイス面積:95平方インチ
重量:315g
長さ:27インチ
フレーム厚:20.5mm
バランスポイント:310mm
ストリングパターン:タテ18×ヨコ20
グリップサイズ:2,3

口コミ・インプレ

・ボックスラケット特有の柔らかさを体感することが出来る。これまでのボックスラケットでは、スイートスポットを外した際ぶれるような感じが強かったが、このCX200はそのブレを感じさせなかった。
・ラケットにパワーがあって、ある程度合わせてもボールが飛んでくれる印象がある。パワーロスの少ないラケットという印象。ただ、中厚やラウンド形状のラケットと違って、しっかりボールをヒットした時にパワーを出せるという印象。
・前作よりも打感の柔らかさと、しっかり打った時にボールが飛ぶ感じを体感することが出来る。
・フラットドライブで低めの弾道が打ちやすく、その際にボールの伸びや球威が前作よりも上がっている気がする。
・運ぶ感じのボレーが打ちやすい。引き付けて押し出して打った時にボレーにパワーが乗る印象。

ダンロップ CX200 2024年モデルを紹介しましたが、ボックス形状の特徴として、柔らかい打球感とコントロール性能が挙げられる反面、パワー不足というイメージがつきまといますが、今作はその不安を一掃するようなラケットに仕上がっています。
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