2014 US Open (Tennis) – Qualifying Rounds – Yasutaka Uchiyama / Steven Pisano
全日本選手権男子シングルス決勝は、トップシード同士の争いとなりましたが、第2シードの内山靖崇選手が7-6,6,4で添田豪選手を破り、大会初制覇を飾りました。
内山選手は1992年生まれの23歳。183cmと上背にも恵まれており、200kmを超えるビッグサーブが武器の1つ。世界スーパージュニアで単複2冠を飾るなど、早くから将来を嘱望されてきました。
プロ転向後は特にダブルスで注目を集めており、2014年デ杯ワールドシリーズ1回戦(対カナダ)は、テニスファンの記憶に焼き付けられています。
シングルス1勝1敗で迎えた、2日目のダブルス。錦織の2勝に加えて、ダブルスは是が非でも取りたい所ですが、元世界ランク1位、キャリア通算88勝を誇るダブルス界のレジェンド ダニエル・ネスター擁するカナダが有利とされていました。
対する日本は、エース錦織と内山のペアリング。試合が始まると、内山が勢い溢れるプレーを展開。錦織のサポートも受けて、セットカウント3ー1で鍵となるダブルスを制しました!
一方、シングルスの方はフューチャーズやチャレンジャーでの戦いが続き、世界ランクも200位台に留まっていましたが、殻を破るキッカケになりそうなのが先日の全日本。
長年日本のNo.2を務め、キャリアハイ47位と格上の添田選手に対して、真っ向から勝負。戦前は、サーブは内山、ストロークは添田と言われていましたが、そのストロークでも互角に渡り合い、うれしい全日本初優勝を成し遂げました。
全日本はATPポイントが付きませんが、それ以上に大きな自信を手にしたはず。大器がいよいよ覚醒なるか?2016年はツアーレベルでの活躍も期待したいですね。
そんな内山靖崇選手の使用ラケットは、ウィルソン BLADE(ブレード)98。ラオニッチやモンフィスなど、プロ使用率の高いモデルです。
重量:304g
長さ:27インチ
フレーム厚:20.6mm
バランス:325mm
ストリングパターン:18×20,16×19
トリプル・ブレード製法とX-LOOPSから成るしなりとホールド感が最大の特長で、パワフルなボールを意図した通りにコントロールすることが出来ます。
内山選手の活躍で、ブレード98が再び注目を集めそうです。プロが愛用するその性能の高さを、是非体感してみて下さい。