Milos Raonic / Carine06
今年のウインブルドンは、BIG4 VS 新世代の戦いが面白かったですね。
昨年優勝のマレーは、ディミトロフに苦杯。
ナダルも新星キリオスに敗れました。
準決勝は、ジョコビッチVSディミトロフ、フェデラーVSラオニッチでしたが、ここはジョコビッチとフェデラーが経験の違いを見せつけて、若手を退けました。
ジョコビッチ・マレーがフェデラーやナダルに到達するまで時間が掛かった様に、新世代がBIG4に追い付くには今しばらく時間が掛かりそうですが、今大会で確かな爪痕を残してくれましたね。
新世代の中で一番の出世頭が、カナダのミロシュ・ラオニッチ。
ウインブルドン後の世界ランクでは6位浮上となり、才能が本格的に開花してきました。
最大の武器は、最速240kmを超える超ビッグサーブ。
強力なフラットサーブだけではなく、相手のバック側に跳ね上がるスピンサーブやスライスサーブもあり、容易にブレイクを許しません。
そんなラオニッチの使用ラケットが、ウィルソン BLADE(ブレイド) 98。
対象は上級者~競技者で、自分からしっかり打っていくパワーのあるプレーヤー向けのラケットです。
ラケット重量 305g、フェイス面積 98平方インチとここまではほぼ黄金スペックなのですが、フレーム厚 20.6mm、ストリング 縦18×横20とパワーアシストはほぼ期待できません。
最近はBLADE98Sの様に、ストリングの本数を減らして、飛びとスピン量を強化するラケットが増える中、BLADE98はその対極にあるラケットと言えるでしょう。
ストリングが細かい分、コントロール性能が抜群で、面の安定性も高いです。
デザインもシンプルで硬派な印象を受けますが、余計な機能が無い分、プレーヤーの意図を正確に反映することが出来ます。
プロ使用率が高いのもうなずけますね。
楽天 ⇒ ウィルソン BLADE98