初代ブレード発売が2006年。10年以上の時を経て、ブレードが遂に「覚醒」
7代目モデルが登場です!
ブレードシリーズと言えば、プロの使用率が高いラケットとして知られていますが、注目株は何と言っても、ギリシアのステファノス・チチパス。まだ21歳ですが、既にツアー4勝、自己最高5位とトッププレーヤーとしての地位を確立しています。
初出場の最終戦では、ラウンドロビンを2勝1敗で突破。準決勝でフェデラー、決勝でティエムを破り、初優勝を果たしました。
武器は強力なサーブとストローク。特徴である片手バックハンドは威力・精度を兼ね備えています。
今年はメドベージェフの台頭があり、世代交代が囁かれていましたが、チチパスの覚醒で、来シーズンのグランドスラムが楽しみになりましたね。
BIG3がまだまだ影響力を発揮するのか、錦織やディミトロフの復権はあるのか等、見所満載です。
新たな展開に入ってきた男子ツアー。チチパスの活躍に注目です!
特徴・機能
①フィールフレックス
しなりの大きいウィルソンのラケットとしてクラッシュが挙げられますが、クラッシュにはフリーフレックスという技術が採用されています。
こちらのBLADEには、それに近い技術である「フィールフレックス」を搭載。これにより、しなりが大きく、柔らかい打球感になりますが、面のブレは少ないので、コントロールとパワーを効果的に発揮できます。
②X-LOOPテクノロジー
クラッシュが出るまでブレードは、ウィルソンの中では最もしなりやすいモデルでした。しなり・捻りをパワーに復元するのがブレードの特徴。その為に採用しているのが、X-LOOPテクノロジーです。
フープとスロートの間をあえて捻る事で、しなりや捻りを効率良くパワーに転換していきます。
前作との違い
・重さが304g→305g、バランスが325mm→320mmに変更。(BLADE 98 16×19 V7.0、BLADE 98 18×20 V7.0)
・バランスが330mm→325mmに変更。(BLADE 98S V7.0)
・カウンターヴェイル非搭載。カウンターヴェイルは振動・衝撃を少なくしますが、フィールフレックスでしなりが大きくなり不要となった為、今作では搭載されておりません。
スペック
BLADE 98 16×19 V7.0
重量:305g
長さ:インチ
フレーム厚:21.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:2,3
BLADE 98 18×20 V7.0
重量:305g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ18×ヨコ20
グリップサイズ:2,3
BLADE 98S V7.0
重量:295g
長さ:27インチ
フレーム厚:21.0mm
バランスポイント:325mm
ストリングパターン:タテ18×ヨコ16
グリップサイズ:2,3
BLADE 100L V7.0
重量:285g
長さ:27インチ
フレーム厚:22.0mm
バランスポイント:330mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2
BLADE 104 V7.0
重量:290g
長さ:27.5インチ
フレーム厚:22.0mm
バランスポイント:320mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19
グリップサイズ:1,2
BLADE 104 SW V7.0
重量:306g
長さ:28インチ
フレーム厚:22.0mm
バランスポイント:330mm
ストリングパターン:タテ18×ヨコ19
グリップサイズ:2,3
口コミ・インプレ
・ボールをホールド出来る分、しっかりボールを押してパワーを伝える事が出来る。
・回転が掛かりやすく、操作性が上がっている。深い球をライジングで処理しやすい。
・ツアースペック系は自分が振った分しか飛ばないというイメージがあるが、適度にパワーアシストがある。
BLADE 98 16×19 v7.0 <2019年モデル>の紹介をしましたが、いかがでしたか?
ブレードと言えば、プロ使用率が高い事もあり、難しいラケットという印象もあったかと思いますが、「覚醒」というキャッチフレーズ通り、かなりハードルが下がった感じです。
これまでのブレードの良さは残しつつ、進化したシリーズ。気になる方はぜひ試打してみて下さいね。
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