3年振りのリニューアルとなる「ピュアドライブ2015」が大きな注目を集めていますが、ピュアドライブシリーズ自体も顔ぶれが変わっております。
このピュアドライブツアー 2015もその内の一本で、前作ではロディックモデルと呼ばれていました。
アンディ・ロディックと言えば、2003年の全米で優勝し、世界ランク1位にもなった名プレーヤー。
2009年のウィンブルドン決勝ではフェデラーに敗れたものの、ファイナルセット14-16という大熱戦が今も記憶に残っています。
そんなロディックですが、2012年全米4回戦のデルポトロ戦に敗れて、引退。
それに伴い、ロディックモデルも一新されました。
機能・特長はピュアドライブ2015と同じになります。
スペック
フェイス面積:100平方インチ
重さ:315g
長さ:27インチ(+は0.5インチ増し)
フレーム厚:23〜26mm
バランス:315mm
ストリングパターン:16×19
ピュアドライブ2015との違いは、重さが15g増している点で、その分バランスが手元寄りになっています。
ロディックモデルとの違い
スペック的には変更点はありませんが、ピュアドライブ2015シリーズは、スイートスポットが従来モデルよりも上部に設定されています。
ピュアドライブに通信機能を搭載した「バボラプレイ」から割り出された最適なエリア設定により、これまで以上に的確にパワーを伝えることが出来ます。
対象者
今回モデルから、カタログに対象者が明記されており、ピュアドライブツアー2015については、競技者上級が対象になっています。
315gとウェイトが増えている分、力負けせず、よりパワフルなボールを打てるので、このラケットを扱える筋力・パワーがある上級者以上であれば対応出来るでしょう。