Jo-Wilfried Tsonga / y.caradec
2013年12月に発売開始されたバボラ ピュアストライクシリーズ。
楽天ジャパンオープンで、J.W.ツォンガが使用を開始して話題になりました。(現在は、アエロプロドライブに戻している模様)
現在のプロテニスは、ベースラインからのストローク戦をいかに制するかが鍵となっており、バボラではプレースタイルを2つの種類に分けました。
1つは、「パンチャー」。
ベースラインの外側でプレーし、自分から打ち込んでいくプレースタイル。
もう1つは、「ファーストストライカー」。
ベースラインの内側に踏み込んで、ライジングで返球するプレースタイル。
選手の身体能力が飛躍的に上がり、パンチャーだけで勝ち抜いていくのは難しくなっています。
ボールをつなぎながらも、チャンスにはライジングで相手に守備の時間を与えず攻めこんでいくことが必要となります。
そういった意味では、先日のマドリード・オープン決勝 ラファエル・ナダル対錦織圭の対戦は興味深かったですね。
パンチャーのナダルに対し、ファーストストライカーの錦織が広角にストロークを打ち込んで、ナダルの鉄壁の守備を切り崩す様は、新たな時代の幕開けを予感させました。
ライジングを中心とした展開の早いテニスをするには、このピュアストライクシリーズは最適なラケットになります。
特にピュアストライク100は、290gと軽量でスピンが掛かりやすく、加えてパワーもあるので、男性・女性を問わず中級以上のプレーヤーであれば、ラケットの性能を引き出すことが出来るでしょう。
楽天 ⇒ バボラ ピュアストライク100