ヘッド グラフィン XT ラジカル MP <2016年モデル> レビュー:マレー使用のラジカルシリーズがさらに進化!

グラフィンXT ラジカルMP 2016


Andy Murray / Carine06

2016年1月発売のヘッド グラフィンXT ラジカルシリーズですが、2015年11月に先行発売!人気のMPを中心に紹介します。

2015年シーズンが終わり、今テニス界の話題といえばIPTL。インターナショナル・プレミア・テニスリーグと呼ばれる国際テニス大会ですが、参加選手が非常に豪華です。神戸で開催された日本大会には、錦織・ラオニッチ、セリーナ・シャラポワといったトップ選手から、サフィンやサントロなど名だたるレジェンドも参戦。シュートアウトやパワーポイントといった独特なルールも大会を盛り上げます。

さて、今シーズンはジョコビッチの1強という感じでしたが、個人的にはマレーの復活が印象に残りました。昨年のツアーファイナルでは、錦織に初白星を献上しましたが、そのプレー内容の悪さが気になるほどでした。今年は完全復活&苦手のクレーでも進化を遂げ、BIG4の中では唯一取れてなかったデビスカップでも単複大車輪の活躍。決勝でゴフィン率いるベルギーを見事倒しました!

そんなマレーですが、2016年シーズンは残る野望、世界ランク1位を全力で取りに来るはず。じわじわ力を付けてきた10代選手も含めてかなり層が厚くなってきた男子テニス界。ジョコビッチを筆頭にBIG4の覇権がいつまで続くかも含めて、見所の多いシーズンとなりそうです。

マレーと言えば、ヘッドのラジカルシリーズ。バランスに優れたその性能は、多くのオールラウンドプレイヤーに支持されています。

特徴・機能

① グラフィンXT採用によるパフォーマンス向上

2年前にグラフィンが搭載され、その飛びとフィーリングが衝撃を与えましたが、グラフィンXTはさらに30%強度をアップ。ヘッドとグリップ部分にさらに重量配分することで、操作性とスイングスピードが向上しています。また、シャフト部分の強度が上がり、捻れにもしっかり対応。安定性もアップしています。

② ストリングパターンを選べる!ASP採用

スピンの掛かる仕組みは、打球時にガットが動き、その戻ろうとする動きの中でボールに引っかかり回転が掛かります。これをスナップバックと言いますが、ガットの本数が少ない方がよく動くので、回転量と飛びが上がります。MPAはこのASPを採用しているので、コントロール重視の人は16×19、スピンと飛び重視の人は16×16を選ぶと良いでしょう。

スペック

グラフィンXT ラジカル MP

ヘッド グラフィンXT ラジカルMP 2016(r)

フェイス面積:98平方インチ
重量:295グラム
長さ:27インチ
フレーム厚:20.0~23.0mm
バランスポイント:315mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19

グラフィンXT ラジカル MPA

ヘッド グラフィンXT ラジカルMPA 2016(r)

フェイス面積:98平方インチ
重量:295グラム
長さ:27インチ
フレーム厚:20.0~23.0mm
バランスポイント:315mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19、タテ16×ヨコ16

グラフィンXT ラジカル プロ

ヘッド グラフィンXT ラジカルPRO 2016(r)

フェイス面積:98平方インチ
重量:310g
長さ:27インチ
フレーム厚:20.0~23.0mm
バランスポイント:315mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ19

口コミ・インプレ

各種媒体で試打情報やインプレが上がってきていますが、ここではMPの口コミをご紹介します。

・前作は弾く様なイメージだったが、今作は打球感が柔らかい。
・球の乗りがよく、前作よりもパワーが出る
・スピン系よりはフラット系で押し込んでいく様なストロークが打ちやすい
・面ブレを感じず、安定感がある。
・力を入れた分だけボールが飛んでくれるので、イメージしやすい。


 
いかがだったでしょうか。グラフィンXTを搭載したラジカルシリーズがさらに進化しています。マレーの様なオールラウンドプレーを志向する方は、是非一度試打してみて下さい。

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