ウィルソン ウルトラツアー 95 CV <2019年モデル> レビュー:打球感がマイルド!食い付きも増した錦織圭使用ラケット

2019年モデル

錦織圭のNewラケットが遂に登場!
BURNから変更した理由は一体・・・

2017年、手首のケガで全米オープンを含め、シーズン終盤を全休した錦織圭。年末最終ランキングは、22位まで下がってしまいました。
2018年シーズンに入ってからも、全豪オープン欠場やチャレンジャー1回戦で敗退する等、スムーズな復帰とはいかない結果が続いていました。
転機になったのは、6年ぶりの出場となったモンテカルロ・マスターズ。
1回戦でベルディヒに勝利し、1年3ヶ月ぶりの対トップ20からの勝利を飾ると、その勢いを駆って、チリッチ・ズべレフといった強豪を撃破。マスターズ1000で、いきなりの決勝進出を果たしました。

その後、ウィンブルドンで自身初のベスト8、全米オープンでベスト4、パリ・マスターズでベスト8入りをした結果、トップ10を達成。デルポトロの骨折もあり、繰り上げで、ツアーファイナルへの4度目の出場を決めました。
ツアーファイナル、フェデラー戦では見事なプレーで勝利を収めたものの、アンダーソン戦ではまさかの惨敗を喫し、ティエム戦でも悪い流れを変える事は出来ませんでした。

とは言え、復帰初年でトップ10復活は見事の一言。年齢やプレーから、復活へ懐疑的な見方もありましたが、やはりモノが違う所を見せつけましたね。
2019年シーズンの活躍も楽しみです。

錦織と言えば、BURN(バーン)のイメージが定着しつつありましたが、今回彼の要望を叶える中で、ウルトラ ツアーへの変更に至ったとの事。
前作バーンでは、バウンドするまでの球のスピードを重視していましたが、今作では、バウンド後の伸びを重視しています。
また、バーンよりもフィーリングを柔らかくしたいとの錦織選手の要望もあり、ウルトラ ツアーへラケットを変更したとの事です。

特徴・機能

①スイートスポットが拡大!クラッシュゾーン

ボールをヒットすると、グロメットが潰れ、ガットのたわみが少し大きくなります。その結果、2.7%スイートスポットが広がるので、2.7%分フェイスサイズの大きなラケットを使用している事になります(インチに直すと、98平方インチ相当)。つまり、98平方インチのラケットパワーを持った95平方インチのラケットという事になりますね。

スペック

ウルトラツアー 95 CV

フェイス面積:95平方インチ
重量:309g
長さ:27.25インチ
フレーム厚:22.0mm
バランスポイント:325mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ20
グリップサイズ:2,3

2018年12月上旬発売。
錦織圭使用モデル。

ウルトラツアー 95JP CV

フェイス面積:95平方インチ
重量:289g
長さ:27.25インチ
フレーム厚:220mm
バランスポイント:340mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ20
グリップサイズ:2,3

日本限定モデル。
2019年1月発売。

ウルトラツアー 100 CV

フェイス面積:100平方インチ
重量:293g
長さ:27.25インチ
フレーム厚:220mm
バランスポイント:330mm
ストリングパターン:タテ16×ヨコ20
グリップサイズ:2,3

伊藤竜馬使用モデル。
2018年12月発売。

口コミ・インプレ

・打球感がマイルドになり、ボールが乗ってる時間が長くなった様に感じる。
・オーバーパワーではない、抑えられるラケット。制御できる感覚がある。バーンの時は、いいボールを打てる反面、オーバーパワーで制御できなくなる事があったが、このラケットはそれが無い。
・ボレーも打ちやすい。バーンには無かった食い付きがあるので、コントロールしやすい。


 
ウルトラツアー 95 CV <2019年モデル>の紹介をしましたが、いかがでしたか?

BURNの硬いイメージから一変、マイルド感のある制御しやすいラケットに仕上がってます。

錦織圭モデルを使いたいけど、BURNは難しい・・と思っていた方には朗報ですね。
ストロークを両翼に打ち抜くストローカーや、機を見てネットで仕留めるオールラウンダーにもおすすめ出来る1本です。

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